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司書はときどき魔女になる

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  • サイズ B6判/ページ数 135p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784946429767
  • NDC分類 010.4
  • Cコード C0095

内容説明

司書は“天職”という図書館司書の仕事とその魅力。仕事の周辺から本や映画にまつわるエピソードの数々を静かに語る。

目次

1 図書館をめぐって(なんてったってネットワーク;シスターフッド;図書館のきょうだい ほか)
2 本をめぐって(トリエステの海―『ペンキや』;読書は毒書?―『蒼ざめた馬』;国民健康増進法―『チョコレート・アンダーグラウンド』 ほか)
3 映画をめぐって(生きている限り希望がある―『ピエロの赤い鼻』;輝くペットボトル―『マラソン』;嘘がつむぐもの―『Dearフランキー』 ほか)

著者等紹介

大島真理[オオシママリ]
1948年宮城県生まれ。山形大学卒業。東北大学附属図書館を経て、東北福祉大学講師/図書館司書。91‐92年アメリカウェスト・バージニア工科大学図書館にてインターン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ユウユウ

29
たぶん好みは違うのだろうなと思いつつ、それでも話を聞きたくなる。本のお城(図書館)に住む素敵な魔女や魔法使い(司書)に会いたくなります。完璧なレファレンスしてもらえたりしたら、ぐっとくるだろうなぁ。2018/11/17

AKIKO-WILL

29
前回初めて大島真理さんの新刊を読んでハマり、図書館で探したらかなりのシリーズになっていて、このシリーズ2冊目があったので借りました。司書ならではの視点で図書館について書いてあるエッセイと著者おすすめの本や映画を紹介しているエッセイ!本の書評で気になったのは「ルチアさん」高楼方子さんの本!映画もどれも興味深く、最近映画観てないからこれを読むと見たくなります。この本で感銘受けたのは、人間が絶望したときに、図書館には「言葉」に巡り会える場所だと。『自殺をしたくなったら図書館に行こう』そんな救いの場所になって欲し2016/03/11

chiaki

26
シェラ(とかいう人の 笑;)図書館学の古典より、「蔵書は"リース(花輪)を作る"ことに似ている」という素敵すぎる表現が印象に残りました。このエッセイで、大好きな「赤毛のアン」と「高楼方子さん作品」を取り上げて下さってるのが嬉しい。映画「父と暮らせば」(主演の宮沢りえさんが司書役!)観てみたい!シリーズ3作読んで初めてタイトルの「魔女」の意味を考えさせられた。確かに書物やメディア資料などなど、あらゆる情報のツールを自由自在に駆使し、操る司書のその姿は、魔法を使う「魔女」にも似ている…気もする。笑2016/03/22

しぃ

23
図書館スタッフとして見習うべき部分は多くあるとは思いつつ、文章としては読みにくい…というか好みじゃなかった。大学の授業内容は興味深く、レファレンス事例も面白く読みました。誇り高き司書、という感じです。一緒に働きたくはないかも(笑)図書館の掲示物とかチラシってダサいの多くて、その辺でもセンスって大事だと思います。2016/04/03

よむよむ

20
著者の《レファレンス演習》の授業を受けてみたい。レファレンス資料を使って精通する訓練を行うらしい。根気とセンスと正確さを見抜く目が司書には必要。コラムのひとつ、小林カツ代さんの父上に関する件でウルッときました。『永遠の0』読んだ後だからかな・・・2010/06/11

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