内容説明
入院させた娘は翌朝急死した。母親は弁護士を立てて裁判に踏み切った。原告側と被告側の刻々と動き行くせめぎあいを、法廷の内と外からリアルに描く。人間の顔の見える裁判物語。
目次
１章 弁護士に会う
２章 訴訟の提起
３章 口頭弁論はじまる
４章 争点の整理と証拠の申出
５章 本人尋問と証人尋問―立証活動その一
６章 物証と鑑定―立証活動その二
７章 証拠の追加申請と最終弁論
８章 和解
９章 控訴の提起
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
wei xian tiang
2
訴えの提起から控訴審での和解まで、社会派小説調に叙述しながら様々な手続きについて簡潔な解説が付しており、大変よく出来た本。2022/05/10
