内容説明
日中問題を考える上で、どうしても押えておきたいポイントを二〇点に整理し、その項目毎に解説を加えた。
目次
第1章 日中関係の現状と、歴史を正す(チベット、ウイグル等への侵略と弾圧;毒入り冷凍餃子事件;東シナ海ガス田開発問題;尖閣諸島問題;日本は中国を「侵略」したのか(満州事変・支那事変)
南京大虐殺記念館大拡張の背後にあるもの
靖国神社参拝問題―首相はどうどう参拝すべし
遺棄化学兵器に投じられた、膨大な国費の無駄遣い
「愛国主義教育」という名の反日教育
「中国」と「支那」、どちらが正しい呼び方なのか?)
第2章 中国は究極的に何を狙っているのか(中国共産党と胡錦涛政権;恐るべき環境破壊と貧富の格差;中国における「言論の自由」と民主化運動の弾圧;中台関係の現状と将来;中国の軍事力膨張と海洋宇宙戦略)
第3章 日本は中国と如何なる関係を築くべきか(日中「友好」に踊らされてきた戦後の日本人;日中歴史共同研究に込められた中国の思惑;「天皇訪中」の政治的利用を二度と許すな;「戦略的互恵関係」をどう見るべきか;四川大地震の教訓と今後の日中関係)
著者等紹介
勝岡寛次[カツオカカンジ]
昭和32年、広島県生まれ。早稲田大学第一文学部卒、早稲田大学大学院博士課程修了。現在、明星大学戦後教育史研究センター勤務、明星大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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