目次
1 はじめに
2 生命科学の立場から人間を考える
3 先天異常をめぐる医療現場から
4 出生前診断をめぐる論争から「いのち」を考える
5 科学思想が「いのち」を脅かす危険性―戦前の優生運動の理解
6 医学教育や医療現場で重視される生命倫理学
7 生命倫理学では「いのち」にどう向き合うか―事例検討
8 おわりに
著者等紹介
千代豪昭[チヨヒデアキ]
クリフム夫律子マタニティクリニック(副院長)。1971年大阪大学医学部卒業。1973年神奈川こども医療センター遺伝染色体科。1975年兵庫医科大学遺伝学講座(助教授)、中央診療部門臨床遺伝部主任(兼務)。1978年西独キール大学小児病院細胞遺伝部(フンボルト留学)。1984年金沢医科大学(助教授)。人類遺伝学研究所臨床部門主任兼人類遺伝学講座主任助教授。1987年大阪府環境保健部(保健所長)。府立看護大学設立準備室(副理事)。大阪府医師会勤務医部会副会長(2期)。1994年大阪府立看護大学看護学部教授(学部・修士課程・博士課程)(講義科目:医学概論・公衆衛生学・生命科学・生命倫理学・臨床遺伝学)。2004年お茶の水女子大学人間文化研究科大学院(教授)。遺伝カウンセリングコース(修士課程)、遺伝カウンセリング講座(博士課程)。2012年南相馬市立総合病院放射線健康カウンセリング室(室長)。2013年クリフム夫律子マタニティクリニック(副院長)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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