出版社内容情報
失敗事例から契約書審査の実務がわかる!
紛争・トラブルを防ぐレビューの極意!
契約書のレビューでは、不適切な条項例、曖昧な定義、ないものに気づけなかったりと、
実務の落とし穴が至る所に潜んでいます。
これらを見落とすと、後になってから契約書の内容で争いが生じたり、多額の損害賠償を請求されるなど、
痛い目に遭うことも少なくありません。
本書ではそのような失敗をしないよう、
「一般条項にまつわる失敗」「業務委託契約にまつわる失敗」「M&A契約にまつわる失敗」など、
やりがちなミスをもとに、上手くいく実務の極意を解説!
内容説明
危険な条項を察知し、トラブル発生を防ぐ!
目次
第1章 契約書審査の基本にまつわる失敗
第2章 一般条項にまつわる失敗
第3章 売買契約にまつわる失敗
第4章 業務委託契約にまつわる失敗
第5章 IT契約にまつわる失敗
第6章 M&A契約にまつわる失敗
著者等紹介
松尾剛行[マツオタカユキ]
桃尾・松尾・難波法律事務所パートナー弁護士(第一東京弁護士会)。2006年東京大学法学部卒業。2024年学習院大学法学部特別客員教授。中央大学非常勤講師、AI・契約レビューテクノロジー協会代表理事、一橋大学客員研究員(2024年9月現在)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鳩とほっとしょうが
3
一般論的な審査ではなく、個別の案件ごとに具体的なリスク管理の視点を持つべきだったという具体例が多く、身にしみた。トピックスごとに短くわかりやすい説明で読みやすかった。AIのリスクについては、導入の導入のような内容なのかもしれないが、もっと詳しい書籍にあたらなければ、と思うきっかけになった。メモ)裁判規範と行為規範から具体的なビジネスを踏まえたリスク管理を行う、準委任契約における完了確認と検収の相違、データオーナーシップと言っても債権的地位に過ぎない。2024/11/04
Studies
0
良書2025/03/13
kaz
0
基本的には法務部門に配属された人向けの内容とは思うが、契約書にタッチする可能性のある人にとって、契約書に対する考え方を整理するうえで、非常に参考になる。図書館の内容紹介は『契約書審査の過程では、回避すべき様々な落とし穴が存在する。契約書審査の重大な落とし穴30点について具体的な設例を出した上で、落とし穴を回避するために必要な知識を解説。回避するためにどうすればいいのかを説明する』。 2025/01/04