清心尼

清心尼

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  • サイズ 46判/ページ数 483p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784944053704
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0021

内容説明

叔父、南部利直との確執を乗り越え、根城南部(八戸家)女当主、遠野南部の女城主として、気高く、清廉に生きた清心尼。光武者、北十左衛門との出会いと別れ。異彩を放った女大名の念(おも)いがよみがえる。

著者等紹介

松田十刻[マツダジュッコク]
昭和30年(1955)、岩手県盛岡市生まれ。本名は高橋文彦。立教大学文学部卒業後、新聞記者や編集者、フリーランスなどを経て著述業に就く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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4
豊臣秀吉から徳川家康に時代が移る頃、当北辺の地八戸で女性ながら大名として治世を尽くした袮々の物語。実在の人物である。乱世にあって家の存続と家臣領民の生活の安定を一番に考え、実の叔父が藩主の宗家盛岡南部藩からの非道とも言える仕置を受け入れ、遠野の地で生涯を終える。男であれば戦に勝って生き抜こうとするだろうが、清心尼は戦わずに命をつないで領民の心の中で生き抜こうとする。根城の地に、しなやかに、したたかに、逞しく生きた女性がいた、その事を多くの人は知らない。2017/09/14

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