内容説明
風俗嬢を襲い、現行犯逮捕された小山内が、四ヶ月前に妊娠中の緋富を刺殺、現場から逃走したと自供した。この殺人事件は、旭警部率いる“死番係”が別居中だった内縁の夫である藤野を拘束、辰野と辻平が取り調べており、すでに起訴済みだった。しかも、藤野は先日行われた初公判で無罪を主張。脅迫的な言動や、暴力的な扱いを受けて、自白を強要されたとし、告発の準備もしているという。
著者等紹介
霧崎遼樹[キリサキリョウキ]
1971年、大阪生まれ。’93年、『眠り姫は魔法を使う』で第3回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞佳作を受賞。本格ミステリ、時代小説にも通暁している実力派作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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