内容説明
伝説的雑誌『話の特集』元編集長・矢崎泰久が活写した、1960年代カウンターカルチュア・ムーブメントの内幕と各文化戦線の旗手15人の鮮烈な烈伝。
目次
脱原発の市民科学者―高木仁三郎
反戦軍事評論家としての矜持―小山内宏
J・J氏の華麗な文化革命―植草甚一
革命思想家の孤高な生涯―羽仁五郎
革命・反革命の夢幻―竹中労
市民哲学者が残した足跡―久野収
公害に取り組んだ科学者―宇井純
文学と運動の狭間に生きた巨人―小田実
輝けるSF作家の青春―小松左京
ポップ・ミュージックの開拓者―中村とうよう
多国籍人間の見果てぬ夢―邱永漢
「わた史」を生涯かけて編む―小沢昭一
エロスこそ反権力の証し―若松孝二
何もなくて何もない宣言―なだいなだ
ノーベル物理学賞に最も近かった活動家―水戸巌
著者等紹介
矢崎泰久[ヤザキヤスヒサ]
1933年、東京生まれ。夕刊紙記者を経て1965年『話の特集』を創刊。95年3月に休刊するまで30年間にわたり編集・発行人を兼務。映画・TV・ステージのプロデューサーとしても多くの仕事を手がけた。現在は生涯現役のフリーランス・ジャーナリストを目指し活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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