内容説明
本書は『ビジネスマンのためのCS入門』の続編です。前著ではページ数の関係で触れることができなかった企業の価値前提としてのビジョンについてや、日本経営品質賞に代表される、企業が自身を全体的包括的に見直すことの重要性、また実際の企業革新を行なうための最近ではナレッジ・マネジメントなどと呼ばれるような企業組織の学習プロセス化などいくつかの重要課題について、特に価値前提の重要性について強調しております。また、学習する組織や、創発についての考え方、手法も紹介しています。
目次
第1章 CSへの方向づけ(ビジョンの重要性;セルフ・アセスメント;経営品質の思想;革新改善の進め方)
第2章 学習組織をつくる(思考の個人的プロセス;学習環境をつくる;集団思考の問題点;創発を生む;創造的な職場プロセス;私たちの認知限界)