にぎやかな音楽バス

ヘルシング，レンナート【文】〈Ｈｅｌｌｓｉｎｇ，Ｌｅｎｎａｒｔ〉/リンドベリ，スティグ【絵】〈Ｌｉｎｄｂｅｒｇ，Ｓｔｉｇ〉/いしい としこ【訳】

プチグラパブリッシング（2004/06発売）

• サイズ B5判／ページ数 1冊(ﾍﾟ／高さ 20X27cm
• 商品コード 9784939102622
• NDC分類 E
• Cコード C8797

内容説明

世界一大きくて赤いバス、“ブラボー”。このブラボー号に乗っているのは、２０人もの子どもがいる大家族。それぞれが得意な楽器を奏でながら、国中をまわっています。その中でいちばん小さなふたご、クニップスとクノップスはまだ楽器を演奏できません。読みごたえのあるストーリーと、色彩とデザインがたっぷり味わえるスウェーデンの絵本。

著者等紹介

ヘルシング，レンナート［ヘルシング，レンナート］［Ｈｅｌｌｓｉｎｇ，Ｌｅｎｎａｒｔ］
１９１９年生まれ。エンジニア及びジャーナリストとしての教育を受けるが、１９４０年代には詩人、また児童文学作家としてデビューを果たす。古い民謡やイギリスのナンセンス詩のように、韻を踏んだり、遊び心にあふれた作品を数多く生み出し、スウェーデンでは５０年以上に渡って、児童文学の地位の強化に努めている。１９５１年にニルス・ホルゲルソン賞受賞、１９７０年にはアストリッド・リンドグレーン賞など、多数受賞

リンドベリ，スティグ［リンドベリ，スティグ］［Ｌｉｎｄｂｅｒｇ，Ｓｔｉｇ］
１９１６年生まれ。スウェーデンの王立美術大学、コンストファックで学び、１９３７年に陶器メーカー、グスタフスベリに入社。以来、ハンドメイドの絵付け陶器のシリーズ、壁画彫刻や陶芸など、デザイナー、アートディレクターとして活躍する一方、テキスタイルや絵本の挿絵なども幅広く手掛けた。個性的で楽しくモダンな彼のデザインは、現在も世界中で人気を誇っている。１９８２年、６５歳で逝去

いしいとしこ［イシイトシコ］
京都在住。同志社大学卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[mntmt]

本当に、にぎやかだったよ。

2016/07/03

[絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく]

世界一大きくて、赤い音楽バスの名前はブラボー。運転手のお父さん、行先を決めるお母さん、そして20人のふたごの子どもたち。本当のふたごではなく、それぞれにピッタリの相手がいて、みんな楽器を持っています。総勢22人を乗せたブラボーの中は、本当に賑やかです。

2020/09/04

[けんちゃん]

中島京子さんの「えほん」紹介作品。他市の図書館から借りていただきました。２２人の家族を乗せて移動する音楽バス。タイトルに出てくるわりに、実際にバスが出てくるのは最初と終盤。なかは１０組のふたご（もどき）のお話。それぞれに楽器を楽しみ、ちびふたごに邪魔され…いまひとつまとまりのないお話になってしまっている気がしますが、音楽は楽しい！という雰囲気は伝わってきます。初めて出会った作家ですが、ん？これは？と感じたらやっぱり北欧の方でした。

2011/04/07

[白い雲。。]

文化の違いを感じる。カロプスって食べてみたいけど、以前食べたスウェーデンのグミの味を思い出すと…。

2011/09/14