出版社内容情報
ハコ貸しのライブハウスじゃない、ふらっと立ち寄れるライブハウスをつくりたかった──。
自動車工場の期間従業員などで資金を稼ぎ、ライブハウス『ルースター』を荻窪にオープンさせたオーナー兼店長の佐藤ヒロオが、ルースター顛末記をあらいざらい書き下ろしました。素人がいちから新しい仕事をはじめるための起業読本としても読んでいただける一冊です。ルースターの夜を撮りおろしたモノクロ写真も全37ページ一挙掲載です。
第一章 飛べない鳥「ルースター」………… ◎佐藤ヒロオとルースタ－ ◎地獄の資金稼ぎ ◎物件探しは体力勝負 ◎悪夢の開店休業
第二章 新参者は苦悩の連続 …………◎ブルース道場破り現る ◎箱バンスタイルの導入 ◎中央線ならではの値段設定 ◎チケットは必要ない？ ◎身内ノリライブで猛反省 ◎出演者との別れは苦渋の選択 ◎ライブハウス比較の声
第三章 宣伝は人とのふれあいから …………◎ご挨拶周りは飛び込みセールス ◎雑誌「player」始まって以来のスケジュール広告 ◎地元タウン紙との強力カップリング作戦 ◎スケジュール表の創意工夫 ◎ハンパじゃない切手代 ◎「ぴあ」掲載までの道程
第四章 人生は勉強…………◎ライブハウスは飲食プラスαが必要 ◎ミュージシャンは接客業？ ◎カリスマウエイトレス、スカウトの巻 ◎アメリカはどうなのだ？ ◎斬新なシステムの開発 ◎前説＆マジックショー ◎ぶちかま志郎＆左足ブラザース
第五章 ミュージシャンとお店は一心同体 …………◎トッププロミュージシャンの現状 ◎集客のコツは企画にあり ◎お客ゼロでもギャラは出すのだ！ ◎心の通うお付き合い
第六章 困った方々…………◎ちょっとおかしなブッキング依頼 ◎ライブハウス関係の勘違い ◎テレビ番組の勘違い ◎ライブハウス情報フリーペーパー ◎追っかけの皆さんのああ勘違い ◎ライブをBGMと思う方々
第七章 ルースターは一日にして成らず…………◎皆様あっての露出度アップ テレビ、ラジオ、本、新聞 ◎執筆は昔とった篠塚？ ◎深夜のバータイムは歌声喫茶？ ◎人こそ宝。出会いは夜に限る
第八章 この人たちを聴け …………◎デビューが夢ではだめなのです ◎ブルースマン ◎ジャズメン ◎ルースター出演者あいうえお順（敬称略）
第九章 ルースターに支店が誕生 …………◎2号店開店への思い ◎2号店開店のご挨拶周り ◎出会いは店を変えるのだ
第十章 いつしか日本は生演奏天国 …………◎私が凄いと思う店 ◎ライブハウスのイメージをくつがえすには ◎夢のライブハウス構想
PHOTO STORY …………◎ルースターという場所、出演者たち、ルースターな人々
内容説明
ライブハウスはバンドを育てる場所じゃない。生演奏を楽しんでもらう飲食店なんだ。
目次
第１章 飛べない鳥「ルースター」
第２章 新参者は苦悩の連続
第３章 宣伝は人とのふれあいから
第４章 人生は勉強
第５章 ミュージシャンとお店は一心同体
第６章 困った方々
第７章 ルースターは一日にして成らず
第８章 この人たちを聴け
第９章 ルースターに支店が誕生
第１０章 いつしか日本は生演奏天国
著者等紹介
佐藤ヒロオ［サトウヒロオ］
１９６２年９月１８日、新潟生まれ。東京育ち。荻窪にある「ルースター」オーナー兼店長。ルースターでは「ぶちかま志郎」と名乗りヴォーカル＆ギターを担当する「左足ブラザース」のバンマスでもある。雑誌、タウン紙等の執筆などもしている
向殿政高［ムカイドノマサタカ］
１９７４年７月２日、東京生まれ。デザイン学校卒業後、ファッション・フォトグラファーに３年間師事する。２０００年よりフリーランスとして活動（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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