目次
1章 客家の由来―客家住居覚え書(三つの謎から始まった客家を訪ねる旅;人びとの生活を暖かく包み込む生土壁 ほか)
2章 土楼民居と集落(未知との遭遇;土楼の拡がり ほか)
3章 街と建築―客家と関わりの深い街(古橋―人と人をつなぐ屋根付き橋;古街―水運流通の結節点―長汀 ほか)
4章 生活と道具(自然と共生しながら集う共同体;生産に関わる民具は多く、家具調度類は簡素で少ない)
著者等紹介
茂木計一郎[モギケイイチロウ]
1926年横浜市に生まれる。東京芸術大学美術学部建築科卒業。東京大学大学院修士課程修了。東京芸術大学建築科教授。現在、東京芸術大学名誉教授。イタリア、中国および奈良、京都、馬篭、妻篭など各地のデザイン調査研究に従事。合わせて茂木建築設計事務所にて各種の設計活動を行う。江戸川区小岩アーバンプラザ、下田市市民文化センター、その他住宅作品などを多数手がける
片山和俊[カタヤマカズトシ]
1941年東京に生まれる。東京芸術大学美術学部建築科卒業、同大学院修士課程修了。現在、東京芸術大学美術学部建築科教授。「風土間の家」「草原の家」「町庭の家」などの住宅や埼玉県ふれあいの森森林科学館・宿泊棟(日本建築家協会新人賞)、熊本アートポリス南小国町営住宅杉田・八津田団地の設計とともに山形県金山町まちづくり100年計画(日本建築学会業績賞、土木学会デザイン最優秀賞)に取り組む
木寺安彦[キデラヤスヒコ]
1947年熊本県に生まれる。長崎造船大学(現長崎総合科学大学)建築学科卒業。スタジオムライに入り村井修氏に師事。新写真工房共同設立。現在、アトリエ木寺主宰、日本建築写真家協会(JAPS)世話役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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