内容説明
子どもが性の健康を保つには、年齢に応じた知識を必要とします。幼児のころから若者になるまで、常に親の話しかけが大切です。カナダで評判の「セックス・レディー」が手助けします。最新・最良の知識を与え、豊富な実例を示して、適切な話し方を教えます。
目次
１ さあ、基本的なことについて話しましょう
２ いつ、どんなことを子どもは知る必要があるのでしょう
３ 性交以外の受胎方法
４ 子どもからの質問への率直な答え方
５ 活発にセックスをしている若者たち
６ 性感染症
７ 診察室では、どんなことが待ち受けているのでしょう
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コウメ
52
小中高で保健体育の授業があり、なんとなく知ってるだろうというつもりで読んだが、知ってることのほうが少なく、知らないことだらけだった。性については普段学校では、話をしている生徒があまりいなく（いるが真面目に話していない。下ネタ。）男子女子関係なく知らないで大人になるんだろう。ネットやなんの根拠もない文化で大切な人生に、、、、自分のために、相手のために知っておかないといけないということが分かった。羞恥心をすててもっと学ぼう。2019/05/17
都
2
10年以上も前に書かれた本ですが、身内による性的虐待や同性愛のことについて書かれていて、進んでいるな‥！という印象を受けました。今読んでも十分役に立つ内容です。この本を読むまでは、知らないなら知らないままでいいじゃないか‥と性教育から逃げていましたが、それではだめなのだと思いました。性被害から守る為に、そして家庭で性の話を気軽に出来ることの重要さを感じます。世の中のお父さんお母さん、そして子どもにも読んでもらいたい、そういう一冊でした。2010/10/19
豊花泉ほうかせん
1
古本屋さんで購入した 前の持ち主の書き込みのある痕跡本。 いわもとちえさん、 ありがとうございました。 なんとこの本、著者のメグ・ヒックリングさんのサインとメッセージがボールペンで書いてある。どこかの講演会で前所有者は、この本を買ったのか。 本の内容は、。。。 とにかくオススメ本です。2013/11/02
Tomoe Shimoya Sato
1
娘、息子には、彼ら自身が性犯罪から身を守る術を身につけて欲しい。家庭で、彼らが性に関して質問したときに、しっかりと受け止め返事をしてあげなければ、誤った情報で性犯罪に巻き込まれるかも。逃げずに早期教育が必要。しかし、彼らに性に関する質問をされても、上手く答えることができない。自分自身が性に関して未熟な大人である。それに気付かせ、さらに何から話したらよいか示してくれている。質問に対するケーススタディもあり、迷って逃げないように本棚に置いておきたい一冊。2012/12/30
そらまめ
0
性教育を始めるべき年齢、3,4才なんだそう。どひゃー！ほんまに？と思いましたが、先入観なく受け止められて良いんだそう。親が正しい知識を早くから教えることで、他から間違った情報が入ることを防げるということもある。ユーモアも交えつつ、読みやすい。カナダとの文化の違いも、へぇーと興味深かったです。特にコカ・コーラにまつわる都市伝説に度肝を抜かれました。そんなことあるわけないやん！笑っちゃうけど笑えない。正しい知識でわが子を守らねば。できるだろうか。2016/06/24
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