感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ワタナベ読書愛
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1994年刊行。脳に障害をもった娘とともに歩んだ日々を絵本に。周りの子どもたちにいじめられたり、日常生活がうまくいかなくても、持ち前の明るさでどんどん楽しくなっちゃう。「この世を捨てている」という母の言葉通り、この世のルールや思い込みなどが通用しない別世界に生きている。宝石のネックレスをハサミで切ってバラバラにして、そのまま埋め立て地に行ってしまった話では、お母さんが「あの宝石、東京湾の埋め立て地で、子どもを産んで増えているかもしれないね」と言った。ネックレスでいるよりずっと幸せかもしれない。本当は。2022/04/12
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