内容説明
阪神大震災の現場から寺院の地震対策を考え続けたプロが教える震度７でも倒れない耐震対策の決定版。
目次
第１章 本堂地震対策のまちがい（間違いなくもうすぐ地震が起きる；海の地震と陸の地震 ほか）
第２章 なぜ木造本堂は倒れやすいのか（阪神大震災で木造本堂はいかに壊れたか；基檀が崩れる理由 寺の弱点１ ほか）
第３章 震度７に耐える本堂のつくりかた―補強篇（耐震補強工事の基本方針と注意点；耐震診断はボーリングから ほか）
第４章 震度７に耐える本堂のつくりかた―新築篇（基礎は五百年もつことが常識です；木は乾燥して縮むことを計算して使う ほか）
第５章 いくらかかるか―費用篇（耐震対策の費用；耐震診断の薦め）
著者等紹介
天野正樹［アマノマサキ］
愛知県生まれ。名古屋工業大学建築学科卒、工学士。広島県教育委員会、奈良県教育委員会文化財保存課を経て、大成建設株式会社に入社。作業所長及び本社の社寺担当として、比叡山延暦寺横川中堂復元、真言宗智山派智積院金堂新築、真言宗御室派仁和寺御室会館新築、浄土真宗本願寺派中央仏教学院新築、日蓮宗大本山池上本門寺大堂改修など多くの有名社寺建築工事、ならびに高級居宅新築・改修に携わる。現在、（有）社寺企画一級建築士事務所代表。一級建築士。指定建設業管理技術者。全文連賛助会員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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