内容説明
大山道は、終点を大山阿夫利神社とする各地からの大山詣の道。関東一円、四方八方から、大山を目指す。網の目のようないく筋もの道は、現在、普通の生活道として残っており、路傍の石造物や道の地形の痕跡などに、歴史の道を感じることができる。本書には、四方八方からの大山道のうち、東方面からの道を収載した。カバー裏付録カラールートマップ。
目次
1 柏尾通り大山道―柏尾→大山
2 中原豊田通り大山道―平塚→下糟屋
3 矢崎通り大山道・平塚駅大山道―平塚→伊勢原
4 糟屋通り大山道―須賀湊→下糟屋、柳島通り大山道―柳島湊→寒川
5 田村通り大山道―大山→藤沢→江の島
著者等紹介
中平龍二郎[ナカヒラリュウジロウ]
地図研究家・編集者。1938年東京都生まれ。国学院大学文学部史学科卒。1980年、国連エスキャップ実施の第3次アジアハイウェー調査に参加。インド・スリランカのアジアハイウェー地図を編集。出版社で、地図関連本を編集。大山街道・R246地域間ネットワーク交流会市民委員。現在、川崎市宮前区歴史文化調査会員、日本国際地図学会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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