内容説明
著者は七年前の1993年から1999年まで、仕事の合間に島旅をするようになった。バリ島がきっかけだった。「島に行くとほっとした、自分のいる場所がはっきりわかる感覚が新鮮だった」と著者は言う。しかし、再訪すると以前感じた何かが消えてしまう。著者は新しい島を求めてインドネシア、タイ、マレーシア、フィリピンと島旅を重ねていくのである。本書に収められたのは、その旅の中から選び出された八つの島の記憶である。写真集。
著者等紹介
渡部さとる[ワタナベサトル]
1961年山形県米沢市生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、日刊スポーツ新聞社入社。スポーツ、報道写真を経験。同社退職後、スタジオモロクロームを設立。フリーランスとして雑誌のグラビア、表紙などでポートレートを中心に活動。主な個展に「MUGASHOT MY SELF」「ARTISTS-MUSEが舞い降りる場所」などがある
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