目次
幼いころの思い出
子どもの本とのかかわり
「かつら文庫」と子どもをとりまく環境
我らみな人類
子どもの成長と昔話
人間は言葉によってのみ人間になれる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どら母 学校図書館を考える
20
図書館の棚に埋もれてしまいそうな薄い本でしたが、出会えて良かったです。 大阪府立国際児童文学館の開館記念講演のブックレット。 文学館の閉館に関して、何もできなかった苦い思い出もかみしめながら。2018/04/23
ひなぎく ゆうこ
16
本の楽しさを知ってほしくて、息子にせっせと読み聞かせておりましたら「本は読んでもらうもの」と勘違いして育ってしまいました…。 いつの日か、本人が面白い!と思える一冊と出逢えることを願うばかりです。2022/03/16
ツキノ
6
1984年5月12日に行われた大阪府立国際児童文学館の開館記念公演の記録。注釈、この講演録が出版になった経緯、石井桃子さんの略年譜、文献目録付。貴重な本。2017/05/03
yomite
3
これまでに何度も読んだりした内容と重なる部分が多かったが、それらをコンパクトに整理されて、でも大切なポイントがしっかり押さえられている。 子どもたちにその子その子に、それぞれに、押しつけでなく楽しみ、喜びとして本を届けたいと改めて思った。2017/05/30
くまさん
1
今の子どもたちを呼び戻すことができるようにするのには、どうすればいいか。生まれたときに、お母さんが話しかけてやる。歌をうたってやる。そして、私は少し前まではお話をしてやれば、本はかなり後でもいいのではないかと思っていたのです。だけれども、本を見せることは、一歳から、いいえ零歳から、必要なのではないかということを、このごろ考え始めました。それは、その子に無理に見せる必要はありません。その家の本棚に零歳の子どもが見る本を置いていただきたいのです。それからお母さんの、本を読む姿を見せていただきたいと思うのです③2024/03/14
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- 和書
- 白話語彙の研究