感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちえ
45
『へそまがりねこマックス』で男の子が読んでいたのがガアグの『ひゃくまんびきのネコ』他の本も読みたくなって図書館で見つけたのがこの本。見えないから名前は「なんにもないない」兄さんたちからは「見えなくたってお前はお前、とびっきりのすぐれもの」と言われている。でも兄さんたちと離されてさびしくなったなんにもないない。カラスの助けを受けながら頑張った。可愛い。こちらは絶版のようですが『みえないこいぬぽっち』の題名で別の訳者で出版されていて最初そちらで登録してしまいました。ナイス下さった方スミマセン。2022/04/01
mntmt
16
だんだん形ができて来る。赤ん坊が生まれるときのようだと思った。原題:Nothing At All2016/05/22
おはなし会 芽ぶっく
14
3匹の捨て犬兄弟がお気に入りの犬小屋で暮らしている。とんがりやねの犬ごやに住むとんがりにいさん、くるりんやねの犬ごやにすむくるりんにいさん、そしてまるやねの犬ごやには姿の見えないこ犬「なんにもないない」が暮らしています。ないないの姿は見えないけれど3匹はとても仲良し。ある日、人間の子どもがやってきて、にいさんたちを連れて行ってしまいます、が、ないないは姿が見えないので気づいてもらえません…。不思議なおはなし。新訳版もあるようで、読み比べしたいと思います。2022/06/09
ochatomo
12
1942年コールデコット賞オナーブックで作者2回目の受賞 題名は子犬の名前のこと 不思議であたたかいオリジナルストーリー 訳はむらなかりえさん 原題“Nothing at all” 元本1941年 1994刊 2020年こみやゆうさん新訳「みえないこいぬぽっち」2021/01/25
Totsuka Yoshihide
5
ワンダ・ガアグ最後の絵本作品。 魔法の言葉「てんてこまいまい ぐるぐるまい」に子どもたちもおおはしゃぎでした。2022/07/02