内容説明
学生や現地の人たちとの心温まる交流の一方で、ドイツ人教師の放埓な性に悩まされる老教師夫妻。積み重なる心労を乗り越え、二人は、いかにして日本語教育に打ち込んだのか。上海外語大での苦闘と愉楽の日々―。真の日本語教育とは。日本語教育のあり方を問う、異色のノンフィクション。
目次
1 仮寓赤峰路
2 上海外国語大学専家楼
3 無題
4 隣人と花束
著者等紹介
松下亮[マツシタリョウ]
1925年唐津市生まれ。本名あきら。1953年旧制九州大学文学部卒業。1955年同大学院期間満了。以後宮崎大学、佐賀大学、九州大学、広島大学、広島修道大学に勤務。広島大学名誉教授。1997~1999年上海外国語大学で日本語教師
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