長崎新聞新書<br> 霧笛の長崎居留地―ウォーカー兄弟と海運日本の黎明

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長崎新聞新書
霧笛の長崎居留地―ウォーカー兄弟と海運日本の黎明

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  • サイズ 新書判/ページ数 223p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784931493704
  • NDC分類 288.3
  • Cコード C0221

内容説明

ストーリーは一人の英国人船乗りが、明治維新の日本に上陸したことから始まった。兄ウィルソン、弟ロバートのウォーカー兄弟は、日本の命運を握る海運の発展に、三菱の大型蒸気船の船長としておおいに貢献する。それぞれ栄光と挫折を胸に陸にあがった二人は、長崎外国人居留地の住人としてこの港町に碇を降ろした。しかし、国籍、混血児、戦争、原爆…家族は難破船のように歴史に翻弄される、居留地最後の外国人となるまで。

目次

1 船長ウィルソンと“日の丸”蒸気船(土佐藩主と英国人船員;日本船の舵をとって ほか)
2 船長ロバートの蹉跌(ロバート、長崎へ;長崎での新しい生活 ほか)
3 ウォーカー兄弟の長崎(キリンビール;瀬戸内海の水先案内人 ほか)
4 それぞれの航海(歓喜の日々;海軍と造船所 ほか)
5 ロバート二世の憂鬱(国際貿易港の衰退;ウォーカー家最後の一人 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

rbyawa

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e194、長崎は唯一江戸の頃から海外に向けて開かれた港で、近代になって始めての外国港として指定され、その後、日英混血のウォーカー2世はなんだかんだと戦後までこの地に居続けられたのかな。三菱系の日本郵船の船員として兄弟が前後して日本に来たところが始まりだったようですが、その後日本人の奥さんを迎えたり、三菱関係の会社の秘書や顧問になっていたり、と日本との関係が続き、ただ、ウォーカー2世以外は閉鎖的になっていく日本を忘れるように散っていってしまったようですが。三菱造船所なども出てきますが、時代の一ページかなぁ。2014/07/13

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