内容説明
IBM、HPという代表的世界企業の持つ真摯さと、厳しさ。共著者達の飾らぬ、バランスのとれた体験談は、そのまま極めて優れた日米文化、日米企業比較論である。
目次
第1章 コンピュータとの出会い
第2章 IBMの栄光と衰退
第3章 「HPウエイ」と米国生活
第4章 コンピュータ“戦国時代”
第5章 リストラ成し遂げ再出発へ
第6章 米国の企業と社会に学ぶべき点
第7章 日本再生のための提言
著者等紹介
後藤三郎[ゴトウサブロウ]
1938年東京生まれ。61年慶応義塾大学経済学部を卒業し、インターナショナルビジネスマシーンズ社(現日本IBM)に入社。システムズ・エンジニアとして東洋工業(現マツダ)など自動車各社のシステム化を担当。70年からIBM本社に勤務し、帰国後、市場計画部長、営業企画・製造装置工業担当部長。IBMアジアパシフィック統括責任者の特別補佐を経て、86年取締役。87年にエイエステイに副社長として出向。91年常務、93年日本IBMサービス社長、96年日本IBMの専務となり経営企画を担当、98年3月に退社。現在、三菱商事顧問
中司恭[ナカツカサキョウ]
1937年神戸市生まれ。61年慶応義塾大学経済学部を卒業し、横河電機製作所(現横河電機)に入社、63年横河(現日本)ヒューレット・パッカード社に移籍。67年から米国のHP社国際事業部門に勤務、帰国後生産管理、情報システム、経理、コンピュータ部門のマーケティング、営業を経験。84年から東京支社長として首都圏の顧客を担当、88年取締役。92年人事担当役員となり、ミシガン大学エギュゼキュティブプログラムに参加。帰国後、人事制度の改革と総務・広報・社会貢献部門を担当。94年常務、99年10月に退社
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