内容説明
未公開写真・資料をふんだんに使用。もう一つの首里城物語。
目次
1章 首里城正殿の危機
2章 国宝建造物の名医阪谷の来沖
3章 幸運だった首里城
4章 首里城正殿大修理
5章 阪谷の「旧首里城図」
6章 国宝指定と沖縄の建造物
7章 阪谷良之進の履歴と遺族
8章 阪谷新資料の発見
9章 柳田菊造の履歴と遺族
10章 柳田のガラス乾板写真
終章 阪谷が残したもの
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふら〜
1
首里城の昭和の大改修を主導した2人の技官/大工にスポットを当て、その業績を紹介。豊富な写真も見ていて楽しいし、2人の遺族を探し当てる著者の執念が凄い。今まで紹介されていなかった偉人はほかにもたくさんいるのだろうなぁ。あと著者が文中内で語っていた、建物の保存等の文化財を救うのは国家による法の力というのはなるほど味わい深い。2017/11/15
ftoku
0
首里城の昭和の解体修理について迫ったルポ。工事に尽力した主要人物の遺族を探し訪ね、新たに見つかった資料も含めてまとめられている。2021/02/07
-
- 和書
- 超一流の会話力