内容説明
思い出の中に大きく浮かび上がるのは日常的な出来事。製材業の隆盛で発展をとげたミシガン州のノース・ブランチには、電話が引かれ、電灯がともり、自動車も登場して、人々の日々の暮らしにも変化が生じる。メイベルと親友セアラ・ジェーンの子どもたちの数もふえてますますにぎやかに。ある日突然、全身が赤く染まったやんちゃたち。新婚旅行の見送りから一転、思いがけない汽車の旅に出るメイベルとセアラ・ジェーン。瓶詰騒動。１００年前のアメリカの田舎の人々の暮らしぶりを、ユーモラスに活写する。ユーモアと感動のシリーズ完結。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
joyjoy
1
電話や電灯、自動車。時代の変化を受け入れていくのも大変だったことがうかがえる。祈りのある生活。自分を省みる。「セスじいさん」、「結婚記念日」の話が特に印象に残った。2020/11/14
