内容説明
本書の内容―電子決済システムの浸透を決定付ける要因について、特にオープン・ネットワークと社会構造変化との関係についての考察。現在提案されている各種の電子決済システムのアイデアについて統一的な分類および特徴・問題点の考察。代表的な電子決済システムであるネットワーク型電子決済システムとICカード型電子決済システムに関して、それぞれの経済学的な意義・問題点の考察。ネットワーク産業としての電子決済システムの市場の考察。
目次
第1章 オープン・ネットワークと社会構造変化
第2章 ネットワーク社会と電子決済システム
第3章 ネットワーク型電子決済システムの機能と課題―クレジットカード・システムとのリンケージ
第4章 ICカード型電子決済システムの機能と課題
第5章 ネットワーク産業としての電子決済システム