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内容説明
東日本大震災で、日本人がとった冷静な行動、助け合いの精神は、世界中を驚嘆させた!「日本ガンバレ!」「日本は必ず復活する!」…数々の熱いエールが語る日本人の特質とは!?ここに日本再生のカギがある。
目次
第1部 大震災を世界はどのように見たか?(一日も早い復興を願って;危機は変化へのチャンス;あきらめないでください ほか)
第2部 日本と日本人へのエール(内外四十三人の外国人からのエール)
第3部 大震災を越えて(海の彼方から見た東日本大震災;日本人は日本人をどう支援したのか;科学の力、日本からの発信 ほか)
著者等紹介
加藤恭子[カトウキョウコ]
1929年、東京生まれ。早稲田大学文学部仏文科を卒業と同時に渡米・留学。ワシントン大学修士号。フランス留学、再渡米を経て、61年帰国。65年早稲田大学大学院博士課程修了。65年から72年マサチューセッツ大学で研究生活を送る。73年上智大学講師、95年から同大学コミュニティ・カレッジ講師。現在は、(財)地域社会研究所理事。専攻はフランス中世文学。第43回日本エッセイスト・クラブ賞、第11回ヨゼフ・ロゲンドルフ賞、第65回文藝春秋読者賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
to boy
24
東日本大震災に対する外国からのいろんなメッセージ。在日の方もいれば一度の訪日したこともない方など日本に対する暖かいコメントばかりです。欧米の方は津波や地震よりも放射能に対するコメントが多いような気もします。子のような暖かいコメントに応えられるような施政を継続していってほしいものです。2020/01/23
壱萬参仟縁
11
台湾出身の林佳穎さんは、地上37階の高層ビル15階で被災し、避難訓練をしている経験から、意外にパニックにならなかったという(18頁)。それにしても、日本や日本人にやさしい人が多いことにも気づかされる。良心的な方々が書かれているとはいえ、日本人が自信を失ったときに読みたい本。ガソリン、水、トイレットペーパーが不足していたときに、譲り合いの現場を報告してくれる中国出身の石川翔龍さんもいる(39-40頁)。ジャマイカ出身のS.F.アルフォンソさんは、日本人の七転び八起き精神に感動(75頁)。これに恥じないよう。2013/05/02
kiho
3
それぞれに、日本という国や日本人に親しみと信頼の気持ちを抱いている方達の真摯な心が伝わる…それは彼らの近くにいる日本人がいい関係を築いてきたからこそ☆1人1人の気持ちのつながりがあっての社会…震災を経てこれからさらに、そのつながりを大切にしなければと思う。2013/07/06
shimizu masaya
2
日本人は、外国のから人からすごく勤勉でよい人種だと思われている。日本人はこのことをもっと認知し自信をもったらよいと思う。2012/05/10
hi
2
震災直後の時、外国からの支援がすごく助けに思えたことを思い出した。そんでやっぱり、自国の価値観を通してしか他国を見ることは出来ないんだなといういい例。「真に理解」しあわなくても、助けあえるよね。2011/12/28