内容説明
規制緩和の寵児と言われたエンロンの成長から破綻への軌跡を多角的に検証。金融技術を駆使したビジネスモデルを分析し、米国流キャピタリズムの限界点を探る。
目次
第1章 エンロンビジネスモデルの検証(エンロン問題の簡単な整理;エンロン問題解釈へのチャレンジ ほか)
第2章 エンロンの成功と破綻の軌跡(エンロン(Enron Corp.)の概要と成長の軌跡
エンロンのリスク管理能力 ほか)
第3章 エネルギー経営戦略にとってのエンロン・インプリケーション(自由化下のエネルギービジネスに必要とされた枠組み転換;マーケット・メーカーとしてのエンロン ほか)
第4章 日本におけるエンロン―電力改革の「栄光なき触媒」(エンロンが置かれた立場とその原因;エンロン、イーパワー、エンロン・ジャパン小史 ほか)
著者等紹介
山家公雄[ヤマカキミオ]
日本政策投資銀行ロスアンジェルス駐在員事務所首席駐在員。1980年東京大学経済学部卒業。日本開発銀行(現日本政策投資銀行)入行。1995年米国ブルッキングス研究所派遣。1998年新規事業部環境対策支援室課長。1999年エネルギー部電力室課長、環境・エネルギー部課長(電力担当)。2001年より現職
西村陽[ニシムラキヨシ]
関西学院大学経済学部非常勤講師。関西電力企画室マネジャー。1961年富山県生まれ。1984年一橋大学経済学部卒業。関西電力入社、企画部門営業部門等に勤務。1999年学習院大学経済学部特別客員教授。2001年同非常勤講師。2002年より現職
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感想・レビュー
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A.Sakurai
うたたね
chikuma