出版社内容情報
安全な医療は患者・医師双方の願いであり，その実現に向けて，両者が力を合わせていく必要があります．平成19年４月に改正医療法が施行され，今まで個々の歯科医院で個別に取り組まれていた医療安全体制に一定の基準が示されることになりました．安全で快適な歯科医療を提供するために，何を行わねばならないのか，何を知っておかねばならないのか？ 本書をお読みいただくことにより，いま求められている医療安全に対する深い理解と対処法の一端が得られるものと思います．ぜひご一読ください
［第１章 治療実施前の医療安全管理］
局所に現れた異変をチェックする………………………………齊藤 力・小野由起子
患者さんの服用薬を知る方法・調べる方法……………………杉崎正志
治療前の全身状態をどのように判断すればよいか……………塚越完子
［第２章 治療中の医療安全管理］
局所に起きる偶発症とその対応…………………………………覚道健治・窪 寛仁
全身に起きる偶発症とその対応…………………………………吉田和市
［第３章 治療後の医療安全管理］
歯科治療直後に伝えておくべき注意・指導……………………鈴木 茂
治療翌日以降の注意項目・指導項目……………………………鈴木 茂
術後の投薬についての注意事項…………………………………齋藤 高
［第４章 医療安全からみた院内感染］
院内感染の防止……………………………………………………杉崎正志
［第５章 医療の安全をもう一度考える］
医療安全管理とは，どういうことか？…………………………深野英夫・下郷和雄
アクシデント―人は誰でも間違える―……………………………柴田考典
診療室でできる医療安全対策……………………………………本田美知子
［第６章 患者は歯科医師に何を求めているのか］
弁護士からみた医療水準，インフォームド・コンセント，患者の自己決定権……永松榮司
［第７章 医療情報管理］
医療にまつわる情報をどう管理すればいいのか………………柴田考典
田邊 晴康［タナベ ハルヤス］
監修
杉崎 正志［スギサキ マサシ］
著・文・その他
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- 和書
- 日中戦争 岩波新書
