内容説明
今日、さまざまになされている「学力低下」批判の洪水的な状況にあって、著者たちは「これだけは言っておきたい」という、いくばくかの主張を持っている。『「学力低下」批判―私は言いたい6人の主張』と題する本書は、こうした著者たちのささやかな「物言い」を集めたものである。
目次
第1部 学力低下問題と教育改革―学力低下問題と教育改革(どうすれば子どもが元気になるか;「学力低下」私論;「学力低下」をめぐって私たちは何をなすべきか;学力低下批判のポリティックス分析―教育政策批判としての学力低下論を検証する ほか)
第2部 「学力低下」問題研究委員会報告(「学力低下」問題とは何か;「学力低下」論争の構図;「学力」をどうとらえるか;「学力」は低下したのか ほか)
著者等紹介
長尾彰夫[ナガオアキオ]
大阪教育大学
志水宏吉[シミズコウキチ]
東京大学大学院
野口克海[ノグチカツミ]
園田学園女子大学
本田由紀[ホンダユキ]
東京大学
宮田彰[ミヤタアキラ]
新潟県小学校教員
堀家由妃代[ホリケユキオ]
東京大学大学院生
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- 和書
- 太陽の都 岩波文庫