内容説明
他人のテントの中で発見された寝袋入りの刺殺体の異常さに、山屋刑事・道原伝吉の背筋に亜寒が走った。第一発見者がひた隠す女性問題。被害者の身辺捜査をする内に浮かんできた連続強姦疑惑。捜査の進展に呼応するように発生する放火事件。そして放火現場に残された花一輪。道原が事件の核心に迫ったとき…。
著者等紹介
梓林太郎[アズサリンタロウ]
1933年1月20日、長野県飯田市に生まれる。貿易会社、調査会社などを経て、1980年『九月の渓で』で小説宝石エンタテインメント小説大賞を受賞。趣味でもある長い登山経験を元に、山岳推理小説の第一人者となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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