出版社内容情報
世界経済においてアメリカの経済力が相対的に低下している現在、日本、西ド
イツがはたすべき役割を、第1部 経済の国際化と課題/第2部 経営の国際
化と課題、に分けて多角的に究明する。名古屋大学・フライブルク大学共同研
究会の成果である。
目次
第1部 経済の国際化と課題(赤字財政の経済的帰結―日本の場合;西ドイツの財政金融政策と国際経済との関係―安定政策の観点から;昭和50年代の日本経済と貿易;バーデン=ヴュルテンベルク州の輸出構造;日本と西ドイツの繊維・衣料品産業の国際化―1970年以降;世界市場における日独経済の役割)
第2部 経営の国際化と課題(企業者精神と環境適応;企業哲学と人間像;日本の中小企業における生産の自動化;ドイツ会計学の日本に与えた影響;西ドイツ財務会計制度の新展開―EC第4号・第7号指令への対応;第5世代コンピュータ技術―基本原理と経済的含意)