内容説明
「幸せって何だろう?」「こんな毎日の繰り返しに、どんな意味があるのだろう」若き日のブッダ(釈迦)には、私たちと同じ悩みがありました。しかも、ごまかしたり、あきらめたりせず、「生きる意味」を、真剣に追求したのが、二千六百年前のブッダでした。ここに仏教の出発点があります。人一倍悩んだからこそ、誰よりも大きな幸せを得たブッダ。その生き方は、明るく、力強く生きたいと願う私たちに、大きなヒントを与えてくれるでしょう。
目次
カピラ城の太子
絶世の美女と結婚
四門出遊―東門、南門
四門出遊―西門
四門出遊―北門
長子誕生
四季の御殿
三つの願い
出城入山
五人の使者
難行苦行
仏覚を成就
初転法輪
苦海を渡す大船
著者等紹介
伊藤健太郎[イトウケンタロウ]
昭和44年、東京都生まれ。東京大学大学院修士課程修了(専攻は科学哲学)。哲学者
太田寿[オオタヒサシ]
昭和45年、島根県生まれ。名古屋大学理学部分子生物学科卒業。代々木アニメーション学院卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ユラ
2
ブッタが悟りを開くまでの話を中心に書かれた漫画。とても読みやすかったです。仏教の教えについてはあまり書かれていないけれど、ざっとブッタの話を知りたい人にはいいと思います。2013/05/17
うめにゃん
1
子供向けかなと思った。 簡単にサラッと読めはしたけど、もう少し深く読みたかったかな。・・・と思わせるのが目的だとすれば、役目は果たせているのかもしれない。2017/10/15
まつ
0
ブッダの生き方が簡単に描かれたマンガでした。仏教のいいところはこれじゃ判らないし、ブッダのすごさも微塵も感じられなかったのは残念。ただ、豊かさに溺れなかったのはすごいなと思いました。2016/05/22
bibliomania
0
若き日のブッダが考え、出家にまで至り、悟りを開くに至った話がかなりスピーディーではあるが描かれている。本当にかいつまんで書かれている感じです。物足りなさが否めません。仏教が説く。日々の生活の中で、移り行く中で時に不安。無常の嵐-。物事はみな常住しない。いずれ衰え、いずれかに滅ぶ。この世の一切は悩み-と言った事がかなり簡略に書かれています。仏教にある中庸とか・・・もっとえがいてくれればなぁと思う。。。ちょっと残念な気はします。 2012/01/20
シュウヘイ
0
仏陀についての入門編 基本的な事をわかりやすく描いている 生老病死 四苦について考えてみる2021/05/29