編集者齋藤十一

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  • サイズ B6判/ページ数 316p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784925236287
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

dl

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「売れる本じゃないんだよ、買わせる本を作るんだ」「自分が読みたい本を作れ」…等々。 「週刊新潮」「フォーカス」と数々の雑誌を創刊した伝説の編集者。斎藤さんと様々な関係を持つ50名の方々が描いた一冊。2017/05/10

tenorsox

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天皇とまで称された、新潮社の(というより出版界の?)「伝説の編集長」、斎藤十一氏について関係者が思い出を語り奥様がまとめたもの。人柄については「厳しい」と「実は優しい」がおり混ざる一方、出版人としての力量はもれなく全ての人から畏怖されている。週刊新潮、focusといった看板雑誌を生み育て、山崎豊子、柴田錬三郎といった一流作家を見い出し叩き上げて行ったセンスと手腕はマジで凄そうだ。この本自体は、似たようなエピソードが繰り返される感じなので、まあ半分読めばいいかな。2012/10/14

yomihajime

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 今年は齋藤十一の生誕百年。等と書いても感慨に耽るものは日本のごく少数だろう。新潮社の編集者として知られたが冷笑・凄腕・畏怖などで語られることが多い。ヒューマニズムとは対極にある人物と例えられがちだが、自分には齋藤こそヒューマニズムの男と思える。ヒューマニズムを飾る言葉や思考をぬぐい去ったあとに残るもの。それが編集者として人間を見つめ続けた齋藤の視点であり、ヒューマニズムそのものなのだと。齋藤十一は表と裏のない男であり、編集者だったと思う。近づきがたいと思われがちだが自分には会って話を聞きたい男だった。2014/11/15

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