内容説明
“もぎりの近藤”と言われ、「投手分業制」を先駆けて実践した著者の野球観とは。選手として監督として歩んできた50年のプロ野球経験からプロ野球界にあえて直言する。
目次
第1章 本物のプロと並の選手はここが違う―沢村栄治から松坂大輔まで大器の条件
第2章 “打倒巨人”に燃えたドラゴンズ時代―プロ野球に常勝チームはいらない
第3章 大物ピッチャーはなぜ潰れたか―先発・完投至上主義に反論する
第4章 監督が弱腰で闘いに勝てるか―今すぐやるべきことは何だ
第5章 個性派集団対“もぎり”の攻防―サムライ、曲者がいてこそチームは強い
第6章 お粗末なニッポン審判システムに直言―僕が退場覚悟で噛みついた理由
著者等紹介
上田龍[ウエダリョウ]
1958年生まれ。編集プロダクション、出版社勤務を経て’97年からフリーライターとなり、日本のプロ野球、メジャーリーグ、サッカー、NBAなど幅広くスポーツ関係の取材活動を展開中。アメリカ野球学会会員
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