出版社内容情報
《目次》
序文
序章
1.乳癌診療の課題と展望
2.乳癌研究の課題と展望
第1章 乳癌の分子生物学
1.乳癌の分子疫学（遺伝子多型と乳癌罹患リスク）
2.乳癌とHER2
3.ヒト乳癌におけるエストロゲン動態とアロマターゼ
4.乳癌のホルモン依存性の分子機構
5.乳癌とエストロゲンレセプター(ERαとERβ)
第２章 乳癌の病理と診断
1.非浸潤性乳管癌の病理と診断
2.細胞診による乳癌の早期診断
3.分子標的治療ハーセプチンについて
4.乳癌の腫瘍マーカー：最近の進歩
5.分子マーカーによる微小転移の診断（リンパ節・血液・骨髄）
6.乳癌の予後：病理学的悪性度と分子変化
7.多型性DNAマーカーによる乳癌の予後診断
第３章 画像診断＆装置の進歩
1.乳癌のスクリーニング＆確定診断
2.再発乳癌の画像診断
3.マンモグラフィ
4.超音波診断の新しい流れ
5.ＭＲＩ
6.ＰＥＴ
7.乳管内視鏡
8.Mammotome
第４章 センチネルリンパ節生検
1.センチネルリンパ節生検（概説）
2.センチネルリンパ節生検の実施手技
3.センチネルリンパ節生検の標識物質の選択
4.センチネルリンパ節生検をめぐる諸問題
第５章 家族性乳癌
1.家族性乳癌の遺伝子診断
2.BRCA1、BRCA2乳癌の臨床病理学的特徴
3.家族性乳癌の治療と予防
4.家族性乳癌のカウンセリング
第６章 治療に関する最近の動向
1.抗癌剤感受性試験
2.骨転移とビスフォスフォネート製剤 ASCOガイドラインに準じた標準的使用方法
3.乳癌治療における臨床試験とEBM
4.新しい治療法の開発（血管新生阻害薬、免疫療法の可能性、生物学的治療の探求）
5.新しい抗癌剤の開発
第７章 乳腺内視鏡手術
1.乳腺部分切除術
2.鏡視下乳房全摘術
3.内視鏡下腋窩リンパ節郭清術
4.内視鏡下乳房再建
第８章 乳房温存療法
1.乳房温存療法の課題と展望
2.乳房温存手術の病理検査
3.乳房温存手術の実際
4.乳房温存療法とday surgery
5.整容性を目指した乳房温存手術の手技
6.乳房内再発の要因とその治療法
第９章 内分泌療法
1.内分泌療法の課題と展望
2.LH-RH agonistの効用
3.アロマターゼ阻害剤の開発と効用
4.内分泌療法の効果予測：DNAマイクロアレイの応用
第１０章 薬物療法
1.術前化学療法の現状と今後の課題
2.術前薬物療法の実際
3.術前薬物療法の効果判定
4.予後因子・予測因子に応じた治療方法の選択
5.術後抗癌剤治療の実際
6.外来抗癌剤療法の実際
7.補助化学・内分泌療法の治療成績
第１１章 放射線療法
1.放射線療法の現状と展望
2.乳房温存療法における放射線治療
3.乳房切除療法後のアジュバント放射線治療
第１２章 疫学・予防と患者ケア
1.増加を続ける乳癌
2.乳癌のリスクファクターと予防
3.初期治療後のフォローアップ
4.薬物療法の妊娠に与える影響
5.乳癌患者と家族のケア
6.インフォームド・コンセント
技術資料編
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- 和書
- ヨーガ根本教典
