バイオイメージングの最先端―生体の構造と機能を探る

バイオイメージングの最先端―生体の構造と機能を探る

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  • サイズ B5判/ページ数 324p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784925089050
  • NDC分類 460.72
  • Cコード C3047

出版社内容情報

    

《目次》
序文 バイオイメージング研究の今    
第1章 バイオイメージング技術の展望
原理とその特徴 
第2章 原子・分子のイメージング技術の進歩
1.電子顕微鏡1分子構造解析-複素観測法による複素画像再生-      
2.分子構造グラフィックスイメージング   
3.抗体の親和性の解析・評価         
4.ウイルスの構造を見る           
第3章 蛋白質を見る                         
1.電子顕微鏡による蛋白質の構造解析     
2.走査型トンネル顕微鏡及び原子間力顕微鏡による蛋白質のイメージング 
3.GFP-基礎-              
4.GFP-HIVタンパク質の発現検出の応用も含めて- 
5.NMRと他法の併用による蛋白質機能部位の特定と解析
6.X線結晶構造解析法による蛋白質構造安定化機構の解明
7.X線小角散乱法による蛋白質の構造解析             
第4章 細胞・組織を見る                        
1.X線顕微鏡による細胞イメージング     
2.電子顕微鏡による微細構造のイメージング  
3.共焦点顕微鏡による3次元イメージング 
4.走査型プローブ顕微鏡による細胞及び生体分子集合体のイメージング  
5.原子間力顕微鏡による細胞のイメージング  
6.アンチセンス医薬開発におけるイメージング 
7.マイクロCTによる骨組織微細構造のイメージング 
8.赤外線微分干渉型顕微鏡による微細構造のイメージングアナリシス  
第5章 細胞の機能を探るバイオイメージング技術
1.細胞分裂のイメージング          
2.免疫細胞のイメージング-T細胞でのトレランス誘導とシグナル伝達-     
3.好中球機能のイメージング    
4.細胞のアポトーシスのイメージング      
5.神経細胞の成長円錐のイメージング      
6.腺細胞の三次元蛍光イメージング       
7.ケイジド化合物の三次元マイクロフォトリシス
  -細胞機能のイメージング解析のための装置設計と評価法-
8.灌流心におけるin situ カルシウム・イメージング    
9.細胞内カルシウムイオンダイナミクスのイメージング   
10.エバネッセンス顕微鏡法
11.1個の細胞の酸素代謝をみる        
12.生細胞中での光ピンセットによる1分子操作 
13.軸索内顆粒移動のイメージング       
第6章 画像解析・画像処理ソフトの進歩
1.ビデオ連続入力による画像データ処理の実際        
2.デコンボリューション処理法       
第7章 バイオイメージングの展開
1.超音波による血管腔および配管腔の三次元表示 
2.血流の定量的可視化            
3.イメージング法により生物圏の時間空間軸上での広がりを調べる
  -地球外の微生物の検出を中心として-             
技術資料編 

内容説明

現在のバイオイメージングの研究の情報交換の場としての「バイオイメージング学会」が発展してきているのも、バイオイメージング研究が一つの分野として成長しつつあることを物語っている。このように、成長・発展してきているバイオイメージングの研究成果や技法の到達点と今後の発展方向に、バイオイメージングにかかわる研究者達は注目している。そこで、本書の出版を企画した。今回の企画は、これまでのバイオイメージング技術の「まとめ」であり、また、これから発展しつづけるバイオイメージング研究の新しい方向を示す一端でもある。

目次

第1章 バイオイメージング技術の展望
第2章 原子・分子のイメージング技術の進歩
第3章 蛋白質を見る
第4章 細胞・組織を見る
第5章 細胞の機能を探るバイオイメージング技術
第6章 画像解析・画像処理ソフトの進歩
第7章 バイオイメージングの展開
技術資料編

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