出版社内容情報
ウィリーはいつもひとりぼっち。役に立たないからと、だれもウィリーをゲームに入れてくれません。そんな自分のことをあれこれ思い悩みながらとぼとぼと公園を歩いていたウィリーは、ヒューとぶつかって鉢あわせ。ヒューはウィリーに手を差しのべて、「ごめんな」。内向的なウィリーと豪快なヒュー。小さくて弱々しいウィリーと大きくて強いヒュー。
二人は一緒にジョギングする人たちを眺めたり、動物園や図書館に行ったり。そしてお互いのピンチをお互いの得意とするもので、救います。子ども達が友だちとのことで思い悩む時があるでしょう。むしろ、今の子ども達にとって、「友だち」は最大の関心事でしょう。そんな時にこのウィリーとヒューの物語が子ども達に、友だちとはなんだろう…と語りかけてくれることでしょう。アンソニー・ブラウンのカラフルでユニークな描写もこの絵本の魅力を引き立てます。(企画広報課 S・M)
およそ7~8才から
内容説明
ウィリーは、ひとりぼっちでした。だれにも、なかまに入れてもらえず…。ある日、ウィリーはヒューと出あいます。ヒューは、からだも大きくて強く、ウィリーとはまるで違います。でも、ウィリーにできて、ヒューにはできないこともあります。そんなふたりが、ともだちになりました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
21
頭脳派ウィリーと肉体派ヒューの友情がいい!「好きになる」って時々突然で、わけわかんない。けれど、やっぱりわからないところがいいんだよなあ。2018/04/17
mntmt
17
表情が最高にいいです!原題:Willy And Hugh2015/10/02
ひな
16
今月のぶっくくらぶより長女用その1。アンソニーブラウンの、カラフルなんだけど柔らかな絵が素敵。動物園の展示にはユーモアなんだろうけどironyさも垣間見えるような気もしてちょっとぎょっとしてしまった。でも、全体的には心温まるお話。ラスト、「そしてそうなりました」と終わるのが好きです。2016/02/24
ヒラP@ehon.gohon
13
C事業所で読み聞かせしました。2025/04/03
ochatomo
10
原題“Willy and Hugh” ぼくたちともだち 元本1991年 1994刊2019/01/31