内容説明
トップ対談。禅×医療。医師と禅僧がやっている健康術。よく眠る・よく呑む・よく動く。
目次
第1章 いつまでも健康でいるヒント―医師と禅僧の養生法(呼吸法が元気のもと;吐く息に気持ちを込めると健康にいい;身体の中の汚れたものを吐き出す ほか)
第2章 がん治療を支えるホリスティック医学(誰もが持っている「死生観」;がんにかかると命について考えるようになる;「命に寄り添う医療」との出会い ほか)
第3章 品位ある生き方をめざす―それぞれの死生観(仏教への関心が芽生えたとき;小学生でも坐禅になんとなく引かれていった;急に身近な人や自分に「死」が迫ってくると驚いてしまう ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
32
新刊コーナーより。母が昔先生のレクチャーに何度も行っていたので、帯津先生の本はいつも身近にありました。彼の西洋医学の枠を超えた、自然体な「生き死に」のとらえ方が昔から好きです。健康にまつわる様々な日々の習慣の中でも、真向法(私)と野口体操(夫)は長く行っているので、先生もされているんだ!とちょっと驚きました。うつになった看護師さんの死についてのエピソードは最初読んだときには受け止められず、3日ほどかけて消化しました。人の死は、私にはまだ受け止めるには重い課題なようです。2024/11/28
なかすぎこう
3
とてもわかりやすく、ホリスティック医学の考え方と、禅の考え方が述べられている。お二人が、互いに互いを尊敬し認め合っているのがよくわかる。AIに人間らしさ(失敗したり忘れたり)するのがないというのもよくわかる。AIに質問すると完璧(らしい)答えが返って来る。それはまことに息苦しい。そんなことを思った。2024/09/07
神谷孝信
0
著者両巨頭の対談は面白く、有意義な内容。42024/07/22