内容説明
アメリカのリベラルアーツカレッジでは、日本語・日本文化や日本の歴史がどのように教えられ、学ばれているのか。同志社大学で開かれた国際シンポジウムを通じて、アメリカの日本学教育の実態に迫る。
目次
序 アメリカの日本学教育
1 リベラルアーツカレッジとは(アメリカ合衆国のリベラルアーツカレッジ)
2 リベラルアーツカレッジの日本語・日本文化教育(日本語・日本文化教育=あぶない仕事?;リベラルアーツカレッジで学び、教える;馬に乗った宣教師―歴史的観点からみたリベラルアーツカレッジと日本研究)
3 リベラルアーツカレッジで「日本」を教える(遠くからならはっきり見える―日本の歴史と異文化理解;アジア太平洋戦争の歴史と記憶を教える;リベラルアーツカレッジの日本美術概説クラス)
4 総括―シンポジウムを終えて(日本イメージはどのように再生されるのか―リベラルアーツカレッジと日本学教育の現状)