目次
序章 官営と民営の両面から進められた産業近代化
第1章 渋沢栄一―近代企業の勃興に指導的役割を果たす
第2章 五代友厚―古い体質の大阪経済界を近代化
第3章 福沢諭吉―新時代の企業人を育てた啓蒙思想家
第4章 岩崎弥太郎―海運業から三菱財閥を形成
第5章 安田善次郎―露天両替屋から金融王に
第6章 大倉喜八郎―総合商社の草分け的な貿易会社を創業
第7章 森村市左衛門―金流出の危機感から輸出専門貿易に乗り出す
第8章 早矢仕有的―洋書・医療品の直輸入で文明開化に貢献
第9章 浅野総一郎―払下げ官営工場を軌道に乗せてセメント王に
第10章 田中久重―からくり師から機械工業のパイオニアに
第11章 山辺丈夫―紡績業を日本最大の輸出産業に育成