内容説明
『古典外交の成熟と崩壊』『現代の国際政治』「ドイツ統一と“ドイツ問題”」など勢力均衡の時代から現在に至る国際政治の展開に学ぶ。
目次
古典外交の成熟と崩壊(近代ヨーロッパの勢力均衡;ウィーン会議と「ヨーロッパ」;会議はなぜ踊りつづけたか;イギリスとウィーン体制―国益と会議外交;「コンサート」なき均衡;政治術の衰退と均衡体系の崩壊―第一次世界大戦の勃発;エピローグ―古典外交と現代外交)
現代の国際政治(二つの異質の普遍主義;二分化された世界;自立性への試み;分水嶺の年―1971年;リフレイン)
論文選(フォークランド戦争の原因とその教訓(1984年)
ドイツ統一と“ドイツ問題”(1991年)
東欧の歴史地図(1992年))