内容説明
内乱にあけくれた17世紀と、激動の時代19世紀のはざまで力強く産声をあげたイギリス児童文学。子ども部屋の主人公である女性たちの手によってひらかれた、ロビンの巣だち。未来への飛翔。
目次
序 児童文学の誕生―王国形成を支えた人たち
四人の女流作家たち(サラ・フィールディング―小説家をめざして;ハンナ・モア―教育による社会改良をめざして;サラ・トリマー―教育と子どもの読みものを結んで;アンナ・レティシア・バーボールド―詩人の才能を教科書に生かして)
女流作家と同時代の男性たち(アイザック・ワッツ―心やさしき聖職者;ジョン・ニューベリー―こどもの本の市場開拓者;トマス・デイ―理想を追って)