大石兵六夢物語

大石兵六夢物語

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  • サイズ B6判/ページ数 159p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784924752917
  • NDC分類 913.5
  • Cコード C0095

内容説明

現代によみがえった215年前の大冒険。小学生でも読める総ルビ付き。これまでなかった完全現代語訳。この物語は、天明4年(1784)に毛利正直が書いたもので、島津二十五代重豪公の開化政策に便乗する権力者を悪狐にたとえ、これを退治するという意図を込めた作品であり、中期江戸文学の中でも高く評価されている優れた文学作品である。

目次

兵六たちが、吉野原の狐退治を相談する話
「毛利正直、兵六夢物語の碑」
狐たちが、苙の元で、謀を相談する話
「苙」
兵六、磔者坂で、茨木童子に出会う話
「実方太鼓橋」
兵六、帯迫で、山伏の一眼坊に出会う話
兵六、葛掛原で、吉野茶屋女の抜け首に苦しめられる話
兵六、苙の元で、三つ目の旧猿坊に泣き叫ぶ話
兵六、菖蒲谷をすぎたところで、闇間小坊主に取り囲まれる話〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

木倉兵馬

1
江戸時代薩摩藩の武士が書いた郷土文学。ジャンルとしては風刺小説になるでしょうか。結構台詞が長かったです。とはいえ、主人公の大石兵六が序盤から中盤にかけてやられっぱなしだったのには笑いました。ちなみに大石兵六は大石内蔵助の子孫という設定だそうで。あと兵六餅の兵六はここからきているそうで。2019/05/25

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