内容説明
読者がつくる切ない恋の一行詩集待望の第2弾。
目次
なんだかうまくいかないね。ふたりでいてもさみしいよ。
またひとりになっちゃった。
だって明日でわたし十六歳になるんだもん。
今さらだけどきみが読んでた本を読んでいる。「借りてもいい?」とどうしても言えなくて。
「大介くん」って呼びそうになる。日記でしか言ったことないのに。
あなたとの別れが悲しくて主人の胸で泣いた夜。
あなたはいつも楽しそう。オレのことを忘れて。
昨日ベルでふられた。あなたの声もう一度聞きたかった。
息子がねあなたにどんどん似てくるの。ときどきすこしつらくなる…。
ありがとううれしかった。ありがとう好きになってくれて。