内容説明
現時点でのうつ病研究の限界を求めて、諸科学の成果を集大成し、新たな視点を提供しようとする初の本格的モノグラフ。うつ病の社会学、心理学、疫学、病理学、治療論などを体系的に網羅する。
目次
1 心理社会的疫学および病因論(うつ病の疫学;ライフコースとうつ病―身体的な能力障害者における心理社会的因子の重要性;初期青春期の抑うつ症状;うつ病および身体疾患の疫学における性差―社会学的見地から)
2 特殊な診断・治療上の問題ならびに無視されてきた領域(慢性うつ病の挑戦―診断的・病因論的および治療的側面;児童期うつ病研究におけるいくつかの重要問題;高齢者のうつ病の診断と治療)
3 うつ病治療の技術革新(三環系抗うつ薬もMAOIも無効な場合―次なる手だては?;うつ病に適用できる検査室検査;うつ病の認知行動療法―対照群のある臨床研究の概観)
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