内容説明
本の選び方、読み方、伝え方etc…。読書に悩む大学生たちへ。2023年度「読書人カレッジ」14講座の講義録。
目次
第1講 明治日本のポピュリズム?―福澤諭吉『学問のすゝめ』第十三編を読む(苅部直)
第2講 書くことを仕事にしたい人のための読書術入門(渡辺祐真)(スケザネ)
第3講 書評のために読み続ける その本に選ばれるために(杉江松恋)
第4講 書物は世界の窓口 私をのびやかにする言葉たち(温又柔)
第5講 読書とは終わりのない旅である。(長崎尚志)
第6講 記憶の痕跡をたどって(小林エリカ)
第7講 写真集を読んでみよう(永田浩三)
第8講 本、国境を超えるために(小林康夫)
第9講 ある翻訳者が本当にやりたいことに気づくまでに出会った、何冊かの本について(小山内園子)
第10講 メディアは人生と社会を豊かにする(永田浩三)
第11講 「“メディア”をつくる」とは?―学生たちとの対話を通して(増田ユリヤ)
第12講 「自己決定権」を批判的に問いなおす(小松美彦)
第13講 フィロゾファーが再びやってくる!(小林康夫)
第14講 石牟礼道子『苦海浄土』を読む(木村友祐)