内容説明
皇族初の韓国訪問記。高円宮殿下が写真を撮り、妃殿下が文章を綴る。2002FIFA World Cup Korea/Japanの開会式に皇族として戦後初めて韓国を公式訪問された両殿下。高円宮殿下がお撮りになった写真と妃殿下の生き生きと綴られた文章で日韓の新しい歴史を刻む。
目次
街と伝統にふれて―ソウルで(仁寺洞と南大門市場を歩く;活気あふれる市場 ほか)
歴史にふれて―慶州で(韓国のガソリンスタンド;古都・慶州を訪ねる ほか)
市場と人々にふれて―釜山で(チャガルチ市場のにぎわい;笑う豚 ほか)
自然と文化にふれて―ソウル、水原、安山、梁山で(国立墓地に参拝;サムスン電子を見学 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kenitirokikuti
5
図書館にて。2004年刊行。発行所は「東洋経済日報社」(≠東洋経済新報社)。1946年創刊の韓・日経済専門紙だそうな。故 高円宮殿下は日本サッカー協会名誉総裁でもあり、2002 年FIFAワールドカップ(日韓共同開催)のとき、韓国政府から正式招待され、戦後、皇族としては初めて朝鮮訪問。同年末に殿下は急逝し、本書の元となった記事は妃の久子殿下が書いた(写真は高円宮が撮ったもの)▲昌徳宮の正殿屋根には魔除けの塑像がある。玄奘、孫悟空、猪八戒、沙悟浄、そして四人目の従者(誰?)2019/08/04