出版社内容情報
秀逸な言葉選びや想像を覆すオチ、ハッと気づかされたりクスっと笑えたりする仕掛けやひねりのきいたタイトルで読者を魅了する、暇十朗の140字小説がついに書籍化。
Xの投稿と同様に、読者の考察欲や想像力を掻き立てる作品をラインナップ。
「がさつる」「夫限定ボイス」「最近はちょっと多めに貸す彼女」「小人でもありません」「迫る危険」「過失割合」「職業病の自白」「おもしれーとかつまらないとか」「ワルの小洒落た言い回し研修」「危機はこれから」「話すと長くなります」「そして始まるダンスタイム」など反響が大きかった人気作のほか、5000字程度の掌編を含む書き下ろし90篇以上を加え全141篇を収録。
挿絵と装画はイラストレーター・わたぬきけいが担当。シンプルながらも独創的なイラストで物語の深みへと誘う。
【目次】
無職一択/迫る危険/ニャンハッピー/キュートな頭をギュッと/どつき合い漫罪/社長を増やせばいいのにね/サンタさんはサンタさん/また迫る危険/その手に辞書を携えて/過失割合/おいたわしや山神様/背中とバックの間/個室で独り冷静に/小人でもありません/重い愛/空帝ペンギン/夜の女王は陽で着飾って/揉み消し(個別対応)/狙うは看板/ずっと夜でいいのに/非効(率)少年/盗人がくれた価値/売り言ワンに買い言ニャ/自由度高めの生/残響に身を委ねて/職業病の自白/神配信者/掃除の邪魔で/自白に大騒ぎ/サミライ/嫌よ嫌よも/『楽しかった』はずなのに/才能があらわに/科学の鏡/SOFUBOT/結論『怖かった』/炎上沙汰/おもしれーとかつまらないとか/手を取り合って/最近はちょっと多めに貸す彼女/甘くてうまくて、ちょこっと苦め/才能が消えないように/平均的セレブ/最近はもやしが多めのカス彼氏/終わらない物語/人霊折半/バカでもわかるように/強制同棲/紳士のマナー/絶叫連鎖 ほか
内容説明
短い文章に散りばめられた伏線と想像を覆すオチで、夢と現実の狭間のような不思議な世界へと誘う―。140字に詰め込まれた物語、どう考察しますか?「小人でもありません」「最近はちょっと多めに貸す彼女」「がさつる」「夫限定ボイス」「おもしれーとかつまらないとか」などXで話題となった人気作の他、掌編を含む90篇以上の書き下ろし作品も収録。
著者等紹介
暇十朗[ヒマジュウロウ]
Xで140字の創作小説を毎日投稿している元書店員。多彩なテーマで生み出される作品は、想像力を掻き立てるオチとタイトルが好評で考察を楽しむファンも多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。