内容説明
フランスの魅力は花の都・パリだけではない。芸術家に愛されたバラの村、ジャスミンが香る絶景、圧倒されるブーゲンビリアの壁…。色とりどりの花であふれる小さな村を訪ねるのもまた、旅の楽しみの一つだ。村めぐりの際の指針となるのが、フランスの地方自治体を対象とした“花の町と村コンクール”で、レストランを星の数で評価するように4つ花から1つ花に認定された「美しい花の町と村」。素朴で個性的な輝きを放つ小さな村を訪ね歩いているフランス在住の日本人女性が、この「花の町と村」を中心に、四季折々のとっておきの景色が見られる30の村を厳選。詩情あふれる写真とともに紹介する。
目次
春(菜の花 サフランとマスタードの村―シャルロー;ミモザ 花に愛された村―ボルム・レ・ミモザ ほか)
夏(ジャスミン 花に誘われて絶景へ―エズ;ラベンダー1 村中が香りに包まれる一日―ソー ほか)
バカンスに訪ねたい花の村(夏山を彩る花;川沿いの花の村 ほか)
秋(ブドウ1 ブドウ畑はオレンジ色のじゅうたん―ブド;ブドウ2 絶景の村の静かな秋―サン・シル・ラポピー ほか)
冬(ヤドリギ 神話にも登場する幸運の木―オーヴェルニュ;モミの木 アルザスの歴史が息づく村―リクヴィール ほか)
著者等紹介
木蓮[モクレン]
神戸出身。フランスの「おへそ」にあたるオーヴェルニュの、人口200人に満たない小さな村に在住する日本人女性。フランス人の夫との結婚を機に渡仏。いきなり2人のフランス人娘の母親になり悪戦苦闘だったが、生来の自由気ままな性格と、さまざまな地域に接しているオーヴェルニュの地の利を生かし、名もなき小さな村を訪ねる旅にどっぷりはまる。「パリだけではないフランスの美しさを伝えたい」と、「フランスの小さな村宣伝大使」を自負。折々に訊ねた花にあふれる村々の魅力を伝えるブログは、みずみずしい写真と住んでいる人間ならではの視点で人気を呼んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。