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内容説明
事物を見たままに表したい、と主観的写実主義を確立し、昭和期の日本洋画壇を担った安井曾太郎の生涯と作品。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ワタナベ読書愛
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1888年京都で、商家の五男として生まれる。絵を学び、ヨーロッパで修行。帰国後、日本の画家に多大な影響を与え続ける。誠実な人柄、丹念な仕事で知られる。類稀な描写力でその場に本当に存在し、「あるが儘に」現した。本人の言葉通り「風が吹けば木の葉の音のする木」「歩くことの出来る道路」「話し、動き、生活する人」が描かれている。年齢を重ねるにつれ、画面がポップで明るくなり、生命力が溢れてくるようだ。「金蓉」「孫」など学校の美術の教科書などで見たことのある作品も多い。文庫本くらいのサイズで外出先でも楽しめる画集だ。2021/02/22